2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
昔は近所のレンタル屋が洋楽CDを見限って放出(レンタル落ち)すると、もう、ひとりで大騒ぎだった。当時はまるで知識がないのでカンで選ぶのが楽しくてしょうがなかった。そこへこのジャケ絵のなんとも素朴な抽象画。カンディンスキーは好きになれないが…
高校時代の恩師で鳥取在住の現代美術作家・物部隆一氏の展覧会が搬出日ということで友人とお手伝いに。 会場はこちら→海岸通りギャラリーCASO ロイ・リキテンシュタインみたいなポップな描線による幾何学抽象が相変わらず。 年に何度も大阪に来られるが、7…
勢いで読んでみました。 基本的な論調は「都合よさげな商標に便乗して、あんまり騒ぎすぎると恥かくどころじゃ済みませんよ」というものなのかと。タイトルや文章の調子など多分に「お騒がせ」な要素や、名指しの批判めいた文章などがどうしても癇に障る人は…
日本ハムが優勝した・・・。新庄っていう人は何か不幸が彼を避けて通っているような印象がある。 1968年7月リオ・デ・ジャネイロでのモダンダンス×電子音楽×現代美術の歴史的パフォーマンスがついにCD化!で、アマゾンで早速購入・・・したが、ずいぶ…
勤務先近くの吹き抜け。いつもは若い人たちがダンスや漫才の練習をしているが、雨が降るとなんとなくいい感じに。最近観た映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』(M.シャマラン監督作品)を思い出す。 シャマラン監督というと、いつものどんでん返しを期待…
この季節、最高かも。個人的にはじめて武満徹、すごすぎ!と思いました。篳篥や笙の縦に厳しく屹立するはずの音が、次の瞬間、なだらかなカーブを描いてロマンティックな(といってもいいような)メロディーに変幻していくのが気持ちいいのです。
一日安静に。いつもは鼻だが、のどに来た、びびる。ベンザブロック呑んで運動もやめておく。CATVで映画を観ながらうつらうつら(なんとか投票には行った)。日本という方法 おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)作者: 松岡正剛出版社/メーカー: NHK出…
ハロウィーンといえば、USオルタナファンにとってはこのジャケ。 SY初期の集大成的アルバム「BAD MOON RISING」*1。逢魔が時のNYを背景に燃え上がるJack-o’-Lanternがこの時期の彼らのスタンスと音楽を暗示してあまりある。内省的な姿勢…
新三田の友人Wさんの新居に皆で一品持ち寄ってお邪魔してきました。広い。綺麗。空気うまい、しかもハッピーなニュースもあり。 唯一得意の料理・海老すり身を高野豆腐ではさみ煮にしたものを持参。ちと味うすいか?と思ったが問題なかった様子。フラワーデ…
Through the Reflex of the Rainアーティスト: My Cat Is an Alien出版社/メーカー: Free Porcupine発売日: 2005/01/11メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る猫に好かれないようなのだ。ただネコ族全般が人をあまり寄せ付けないのか、個人的に猫か…
SST時代の彼らの代表作。4作目(ニュートラル盤を省くならば3作目)前作「Bad Moon Rising」でのノイズ即興と60年代のカルト・カルチャー(チャールズ・マンソンなど)へのあからさまな言及は背景に去り、リリース当時のネオサイケ的状況を横目にしな…
グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書)作者: 森健出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/15メディア: 新書購入: 5人 クリック: 64回この商品を含むブログ (154件) を見るまたまた、青臭い感想文を。 「ロングテール」ISBN:4152087617然としなかったこ…
箕面の瀧道入り口に位置する西江寺では毎年10月15・16日には「天狗まつり」があります。 この西江寺は、役行者が開かれたお寺で、大聖歓喜天(ヒンズー教のガネーシャ=象頭人身)をまつるところから箕面では聖天さんと呼ばれています。 天狗の面をつ…
ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略作者: クリスアンダーソン,Chris Anderson,篠森ゆりこ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/09メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 64回この商品を含むブログ (82件) を見るやっと、読了。とても気に…
僕は2000年から2001年の1月までわずか1年だけ東京の目黒に住んでいた。 その間、下北沢を訪れたのはたったの2回。1回目はボリビアのウカマウ集団の映画「鳥の歌」*1を観にいった時で、2回目は後輩(2000年の時点ではバンドマンだった。近況…
まだ読んでます。ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略作者: クリスアンダーソン,Chris Anderson,篠森ゆりこ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/09メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 64回この商品を含むブログ (82件) を見る特に「前…
読んでます。 で、ちょっと思ったんですが、この本必ずしも「売れない商品を宝の山に」するために役に立つわけじゃないんじゃないか、と。正確には今まで「売れない」と思われていた商品が、アグリゲータのインフラ整備に殆どボランティアの形でのっかった消…
遅らばせながら読み始めて今半ばまで進んだ状態だが、個人的には「フラット化する世界」ISBN:4532312795だし、「WEB2.0」と呪文のように繰り返されるより、こういった切り口でバスッとまとめてくれた方が、読み物としてやっぱりおもしろい。読了するのがもっ…
北朝鮮がほんとに核実験してしまった・・・ああいやな世の中だ。静かな音楽が聴きたい。 というわけで、これもヤフオクで入手。1000円。以前持っていたのに何故か手放してましたので買い直した格好。作曲家の顔ぶれを見ればまさに「環太平洋音楽」という…
亡命先でふと外に出ると夜の町はカーニバル遠くから吹く風にちぎられてふと気になるメロディが聴こえてくるなんだかよくわからないけれど懐かしいメロディーが断片的に聴こえてくるそのやわらかい音の雲の方へ祭気分で浮き立った人の流れを掻き分け近づいて…
昨年の9月ごろの出版誤報からかなり待たされた。いりいりしてた人も多かったろう。あいかわらずの厚さ。携帯電話の幅とほぼおんなじ。前回の『陰摩羅鬼の瑕』の展開の読みやすさにちょっとパワーダウンな印象をもっていたが、今回は盛り返した印象が。 まあ…
「吉里吉里人」(解説によれば、吉里吉里という名称も遠野物語からとのこと)を上巻で断念している僕には井上ひさしに関しては何もいえないが、これは、単なる「遠野物語」の再話ではない。「聞き語り」という話法を、遠野物語をダシに再構築しているのだ。 …
ヤフオクで落札CD届く(というか入札わたしだけ)。 トランス系(幻覚マイムとアサイラムが好きでした)の生き残りバンドが数多く巣くっていた印象のある今は無きインディーレーベル「SSE」の1996年のコンピ。 収録アーティストは以下の通り、 大陸…
・・・まあ、名曲ばかりなわけですよ。 当時読んでいた漫画『迷走王ボーダー』に、あの『Like a Hurricane』をトリオで演奏する場面があって、気になって堪らず、収録されてるアルバムがこれしかなくてのチョイスでしたが、まったくの大当たりでした。 グランジ…