みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

蝶番のような日、にしなければ。

スタッフが二人当日休み。しかも月末。なんとか11月計上に差し込もうとする代理店からの問い合わせが殺到するのは目に見えているのに、5時あがりの人間をひきとめようともしない管理者には呆れてしまう。受電数はひとり3〜4割増しである。しかし、不思議…

The Incredible String Band、斎藤環『メディアは存在しない』

『Black Jack Davie』に喚起されて、ブック○フでつい購入。Here Till Here Is Thereアーティスト: Incredible String Band出版社/メーカー: Universal Import発売日: 2001/11/06メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るアイランド時代のベストである…

連休×紅葉、シュトックハウゼン『Stimmung』、Harry & Jeanie West『Smoky Mountain Ballads』

箕面の瀧道はとにかく紅葉見物の人達で、一杯で、いつものペースで歩くのはまず不可能でした。 日曜には落ち着くかと思えばまったくそんなことはなかった。 土曜はこのままでは欲求が不満すると思い、百年橋から、いつもはいかない勝尾寺まで片側歩行者天国…

極私的『Branches』覚え書き2:『Child of Tree』タイトルの出典

『Branches』の元になった8分のインストラクション『Child of Tree』のタイトルがジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』から採られた言葉ときいて、調べようと思って日曜に図書館にいくが、見事にジョイスの本が無い!(文庫で『若き芸術家の〜』があるのみ…

あさのねこ:CDの整理:『ハイ・フィデリティ』

朝寒くなってきました。 携帯のカメラで撮影したんですが、変なノイズが入ってしまってます。 最近、調子が悪いみたいで、メール添付で送る際どうもこうなってしまうようで。昨夜は、突発的に所有CDの整理をはじめてしまい、とうぜんすぐに回想・確認モー…

極私的『Branches』覚え書き1

おそらくひどくのろのろと進むであろうこの企画を「極私的『Branches』」と命名してみました(鈴木志郎康さんすいません)。「美大惑星」に引き続き、個人的な愚行権の行使とお考えください。とりあえず『Branches』についての情報をまとめてみることに。▼参…

秋の読書計画

下記、読書中。仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法作者: 内田和成出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/03/31メディア: 単行本購入: 29人 クリック: 187回この商品を含むブログ (161件) を見る資料集めしてから分析・・・では、致命的に時間を失…

楽譜が届く。

生まれて初めて「楽譜」というものを通販で購入しました。 ジョン・ケージの『Branches(枝)』。 楽譜といってもおたまじゃくしが延々と並んでいるものではなくて(わたしは読めません)、ケージが演奏用に指示したA4の指示書が一枚挟まれていると…

Solo For Voice 58:18 Microtonal Ragas/Amelia Cuni

タワーレコードで発見。 90あるケージの『ソングブック』からの抜粋の様子。これもOtherMinds Recordsからのリリース。 詳細情報はこちらから。 インド伝統音楽風のものを抽出していのか、詳しいところはまだライナー読み込めていません…

音の夢をなぜみないか。或いは、ジョン・ケージだから関係ない:大谷能生『貧しい音楽』を読みながら

の夢ってみますか? というか、夢でを聴きますか? 僕はそういう経験がありません。 もちろん「夢の中で音楽を聴いている」シチュエーションはあったようにも思いますが、音が聴こえてきたことはありません。 いわば、認識だけが鳴っている。自分では「夢で…