みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

Child of Tree/Branches

John Cage 100th Anniversary Countdown Event 2012

11月3日(土)4日(日)は京都烏丸の京都芸術センターで『John Cage 100th Anniversary Countdown Event 2012/ FINAL』に行ってきた。 http://www.jcce2007-2012.org/今年がケージ生誕100年にあたるので、100年をカウントダウンするこのイベントも…

サボテンにインタビューを

土曜日、朝早く目が覚めて、瀧道を上り、下りはドライヴウエイを。 いつもより帰るのに時間がかかった。 まだまだ瀧の上でも紅葉には早い。 * 昼は、バジルと大蒜、軽く炒ったマツノミを刻み、塩胡椒、パルメザンチーズをふってオリーヴオイルを足してバジ…

ロンドン①Prom 47: Cage Centenary Celebration@Royal Albert Hall:16日出発前日・17日出発到着、

【16日(木)】 会社で管理者研修を受けたあと、難波のロッカーに放り込んでおいた荷物を引き出して、新幹線に飛び乗り、東京へ。 上野駅すぐそばのカプセルで一泊。しかしこのカプセルで自分の個室の置いてあった水ペットボトルとタバコ一箱、また浴場で…

この夏の予定と日録 その他

今年の8月のロイヤル・アルバートホールでのPROMSに行くことにしました。今年はジョン・ケージの生誕100年。これを祝う一日ということで、思い切ってチケットと航空券を入手。 出演者が豪華。ピアノにJohn Tilbury、Frank Denyer、高橋アキ、Christian Wo…

続「はへんをつなげて、ちいさなみみを」生姜ココア、音楽の1992年ほかいろいろ

寒い日が続いています。こう寒いと、家はもちろん、電車の中でも会社でも、ちょっといい具合に暖かいとすぐに眠たくなってしまいます。身体が冬眠を求めているのだなあ。末端がつべたくなってきているのも大変で、先週末金曜日に会社近くのジュンク堂を彷徨…

年明けから数日

寝床にとどく凍えで目を覚まし玄関から出たら、案の定世界は白だった(写真なし)。 * 昨日4日は仕事はじめだった。といっても代理店はまだお休みのところが多いので入電は普段の3分の1。暇な時間を利用して新年早々チームミーティングをして、こちらの部…

無限とは中くらいのものである『ノルウェーのジョン・ケージ』

昨日ひさしぶりに瀧道を登りました。 年始に勝尾寺に詣でなかったので、じつは今年に入ってはじめての箕面山でした。最近の寒さが少し緩んだといっても瀧の上までくると、さすがに喉が痛くなるよな冷たい空気だった。 ガードレールの脚元の苔溜まりに未だ白…

紅葉待ちにお猿、かえる目に倉地久美夫の土曜日と、ジョン・ケージの日曜日

この週末はひじょうに充実しておりました。昨日は、夜遅かったのですが、平日通りに6時起床。 もしかして紅葉で人がいっぱいになり始めているのかもしれない瀧道を満喫するため。 モミジではないですが、最近家の前の桜並木にはいい感じに染まった落葉がた…

あんぷとみんぱくととーてむ。

IEを8にしてから、未だに「お気に入り」と「クイック・タブ」を押し間違える、みみのまばたきです。 ** 昨日はVOXのアンプを買いに梅田へ。 「DA5」というとてもコンパクトなサイズのデジタル・アンプです。 ギターなど持っていないにも関わらずア…

もちろん豚は悪くない。『ジョン・ケージ著作選』、HAPI Drumが届く。

とりあえず。書いておかねばならないだろう(もちろん、民主党のことではない)。 今朝は雨が止んでいたので、隙をついて、瀧道行脚。じわりと汗をかいて、京都へ行って、カレーを食べて帰ってきたが、電車の中で妙にマスクの人が多いのが気になっていたら、…

あけましておみでとうございます:フィネガンの目覚めの中の木の子供&ケージの『49のワルツ(5つの独立区のための)』

今年も拙ブログを、どうぞよろしくお願いいたします。「めでたい」とは「目出度い」と書くようでうすが、ここは「みみのまばたき」らしく、「耳出度い」と書いてみます。・・・ひかないでくださいね、新年早々。そういえば、昨年まとめ聴きしたAtomicの2006…

山の耳

昨日の失敗を繰り返さないように7時半に起床。 R-09を持って、瀧道から山へと。 2日にしか開いていないのに、紅葉が深まったような印象がある。これは来週はもうすっかりダメになるなあと思う。一昨日のスポットまでいって、再度同じように落ち葉の音を録…

半ば紅葉のやまで落ち葉の音を録り、「スターダスト・メモリー」を観る。

週末ではひさしぶりに、朝ちゃんと起きて、瀧道へと向かった。 紅葉シーズンなので、出遅れると行楽客が多くて瀧道をじぶんのペースで歩くのに難儀するだろうという推測もあったのです。2週間ぶりくらいになる瀧道はさすがに紅葉していた。でも、年配の夫婦…

クジラとこどもと、なにを歌おう。:二つの「音・作品」Bill Fontana 『Australian Sound Sculpture』とDavid Dunn 『Why Do Whales and Children Sing?』

午前中に瀧道を歩くと、谷間の緑が色濃くて、気持ちがいい。谷の中程に道はあるので、谷側は上も下も緑で埋まっている。上の方は葉を繁らせた樹木の空間で、下の方は羊歯類の群生が一斉に葉を谷の上空に向けて手をかざすように向けている。そんな緑のグラデ…

ユリイカ1994年1月号のジョン・ケージ特集

先日購入したICレコーダーで録音した音(サボテンの棘を楊枝で弾いたり、葉を摺り合わせたりしてみたもの)のファイルをPCに移して、SoundEngineというフリーソフトで重ねてみようと思ったら、このソフトは2トラックしか作成できないようだったので、別…

やっとICレコーダーR-09を購入。

えーと。・・・本ブログの企画としてはながらく停滞しております、ジョン・ケージの『樹の子供Child of Tree/枝Branches』を極私的にやってみる(この「やってみる」というのも実に頼りなく、パフォーマンス重点でもないし、ちゃんとした録音物が作れるかどうか…

極私的『Branches』覚え書き2:『Child of Tree』タイトルの出典

『Branches』の元になった8分のインストラクション『Child of Tree』のタイトルがジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』から採られた言葉ときいて、調べようと思って日曜に図書館にいくが、見事にジョイスの本が無い!(文庫で『若き芸術家の〜』があるのみ…

極私的『Branches』覚え書き1

おそらくひどくのろのろと進むであろうこの企画を「極私的『Branches』」と命名してみました(鈴木志郎康さんすいません)。「美大惑星」に引き続き、個人的な愚行権の行使とお考えください。とりあえず『Branches』についての情報をまとめてみることに。▼参…

楽譜が届く。

生まれて初めて「楽譜」というものを通販で購入しました。 ジョン・ケージの『Branches(枝)』。 楽譜といってもおたまじゃくしが延々と並んでいるものではなくて(わたしは読めません)、ケージが演奏用に指示したA4の指示書が一枚挟まれていると…