楽譜が届く。
生まれて初めて「楽譜」というものを通販で購入しました。
ジョン・ケージの『Branches(枝)』。
楽譜といってもおたまじゃくしが延々と並んでいるものではなくて(わたしは読めません)、ケージが演奏用に指示したA4の指示書が一枚挟まれているという、体裁だけでいえば、極々簡単なもの。
楽器の演奏能力ゼロのくせに、何故いきなりこういう暴挙に出たのかというと、つい先日、観たこのDVD
![ジョン・ケージ/ロバート・アシュリー [DVD] ジョン・ケージ/ロバート・アシュリー [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/21HNK1NS52L._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2006/09/30
- メディア: DVD
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
というのもこの曲、「パーカッションのためのソロ、デュエット、もしくはオーケストラ」となっていて、使用する「楽器」は通常の楽器ではなくて、とにかく「植物素材を」ということになっている。DVDでは特にサボテンの刺を爪楊枝で弾く音をものすごい設備で増幅していたが、あそこまでは当然無理としても、手に入る機器でなんとかできるまでやってみようという企画なのです。
今、風邪気味でふらふらな状態でこのエントリーを書いていますが、後日この『Branches(枝)』についてはもうちょっと詳しく情報を整理してみたいと思ってます。
まずはケージの指示書を読んで、必要なものをリストアップしていくところから、気長に気長にやっていきたいと思っております。
ところで明日は国立国際美術館で、ケージ西端100周年まで5年かけたカウントダウンイベントがあります。今回は『ソングブックス』をやるみたい。昨日のエントリーでも採り上げたAmelia Cuniの『Solo For Voice58』もこの『ソングブックス』という巨大な作品の一部でした。整理券を配るみたいなので、風邪気味ですが行ってまいります。
と、書いたはいいが、今日(11日)気づいたら土曜日だった・・・。とほほ。
久しぶりの大ポカです。
どちらにせよ、土曜は風邪でふらふらでしたが・・・。