みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

みみのまばたきの2007年を振り返ってみる。または怒って振り返らないでね(Don't Look Back in Anger)

別に怒っていない(笑)(オアシスの曲名です)。 結論からいうと、僭越ながら、ブログというものは、一人で書かなければならない、しかし一人では書けない。そんなことを思い知らされもした、2007年でした。 部屋の片付けも、窓拭きも、ブックオフへお…

大切なものを囲む複数の「声」または、こどもへの領分:藤井貞和朗読作品『パンダ来るな』、『泥の海』(高橋悠治:音楽)、『言葉と戦争』『ピューリファイ!』、『ピューリファイ、ピューリファイ!』など

このエントリーは長くなります。 ほぼ一年の読書(と音源聴取)生活の継続した一部をここで全部とは言わないまでもある程度片付けてしまおう、ということです。またもや極私的な告白からはじめると、まず、現代詩というものが朗読されるものであることを永ら…

部屋を片す

といっても、何日かに分けて行うつもりで、今日は明日が燃えるゴミの日なのでそのためのより分け。朝から雨だったので、今日は瀧道歩きは断念してもよいという判断。紙ものメインで軽くやっつけようと考えていたら、これが結構きつかった・・・。小まめに捨てて…

藤井貞和の朗読を聴けた昨日、瀧道とM−1の今日

昨日は、京都の立命館大学まで、藤井貞和さんの講演を見に行ってました。 阪急の西院駅に着いてうどんを食べてもまだ時間がある。 学生時代には今出川から河原町までよく歩いたよなあ・・・純粋に金がなくて、などと思い返しつつ、ならばと、西大路通をひたすら…

小さなユニゾンの諸形態:ルイス・アンドリーセンの『メロディー、開放弦のための交響曲』

ヤフオクで落としたCDを聴く。 今回はオランダを代表する現代音楽家、Louis Andriessenの『Melodie、Symfonie voor losse snaren』。自分としてはアンドリーセンの名前は知ってはいましたが、ただオランダのミニマル音楽の…

シュトックハウゼン

ずいぶん遅くれたエントリーですが、カールハインツ・シュトックハウゼン氏が鬼籍に。 最近聴いた『Stimmung』が良くって、これからいろいろ聴いていこうかと思っていたところだった。Stimmung (Hybr)アーティスト: Karlheinz Stockhausen,Paul Hillier,Thea…

斎藤環『メディアは存在しない』を読み終わる、とりあえず。

一昨日雨が降ったので、紅葉はもう駄目かな。 何より路上の落ち葉が汚くなっちゃって。今年同じ著者の『生き延びるためのラカン』asin:4862380069の「電車の中で携帯で喋る人がなぜあれほど腹立たしく不気味なのか」という話がとても興味深かったので、こち…

ふちがみとふなと@阿倍野ロック食堂

今日は早めに起きて瀧道クルーズ。紅葉シーズンなので、人の波に飲まれてしまわないようにと配慮。運動不足につき、瀧を越えた百年橋から、自然観察路という名の山道に入り、ところどころ斜面の土砂が崩れてきていて綺麗に渓に向かって45°となっているのに…