みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

先月くらいに聴いていたCD


2月から今まで、割と、ひとまわりしてロックをあらためて楽しみつつある感じです。

Electric-Deluxe Edition (2cd)

Electric-Deluxe Edition (2cd)

リチャード・トンプソンの新作「エレクトリック」。
ジミのエクスペリエンスのようなエレクトリック・トリオがコンセプトとのことだった。円熟とは、ふてぶてしく抑制の効いた凄みが脈打っている事。「ロック」がかっこいいとはこういう感覚。切々と歌う「My Enemy」が個人的には印象深い。
DOWNTOWN ROCKERS

DOWNTOWN ROCKERS

トムトム・クラブの「ダウンタウンロッカーズ」。
色々と吹っ切れた(のか?)ダンサブルなナンバー。自分たちのルーツに愛情たっぷりの回顧を、というより、「今も大好きよダウンタウンロッカーズ」とNYパンクバンドの名前連呼なので「今も」有効ということだろう。「シャーツ」の名前も入っているように聴こえるし、しっかり最後にトーキングヘッズの名も。

John Tchicai S/T

John Tchicai S/T

ジョン・チカイの2枚組。
ロフトジャズな1枚目が好み。2枚目はRB色というか・・・色々試みていたのだな、と。
Houses of the Holy

Houses of the Holy

Physical Graffiti

Physical Graffiti

Presence

Presence

灰野敬二本『捧げる』での対談でジム・オルーク氏が激賞していたので、おおそんなものかと思ってチェッペリンの後記3作も頻繁に聴いてました。変なバランスと感じたりするけどそこが面白く引っかかってくる曲が多い。
捧げる ---灰野敬二の世界

捧げる ---灰野敬二の世界

Babel

Babel

マムフォード・アンド・サンズタワレコで流れていたライブ映像が熱気あふれていて気になってしまい、すごく売れてるともいうので聴いてみた。マルチプレーヤーが多いというバンドの演奏は隙がなくて良いメロディーとトラッドな曲と印象的なフックで飽きがこないのは凄いと感じた。塩辛いヴォーカルは好きだし、こういうバンドがバカ売れするというのも好ましい。個人的にはフリート・フォクシーズ以降そういう素地が出来たのか、という感じはある。

Innerspeaker

Innerspeaker

 
Lonerism

Lonerism

TAME IMPALA。セカンドのへっぽこサイケなイントロに心奪われてしまったが、何度か聴いてみると忠実なビートルズ・フォロワーということか、と思うようになった。
Clash The Truth

Clash The Truth

NYのインディーバンドらしい。最近こういう音の新しいバンドというものを聴かなくなっていたが、このバンドは良いと思う。全体的なバンドの音のグシャッとしつつスカスカな感じはかなり好み。ジャケから音楽までザラッとしてスカスカなんだけどジメッとしたところもあって、これは好き。