みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

梅、の日曜日

nomrakenta2013-03-17

予定は夕方にクリーニング屋さんに引き取りに行くくらいだし、暖かいし、で万博公園に出かけることに。
18℃くらいあったので、ダウンジャケットはやめてシャツにコーデュロイのジャケットだけに。久々に身軽で嬉しい。
マスクを持っていくのを忘れたが、今日はそれほど目も鼻も異常を感じなかった。
大気はどことなく霞んでいたけれども。
モノレールの千里中央駅ホームからどことなく人が多い。
万博で降りると凄い人出。

何だと思ったら梅、だった。

満開だが、どうも見頃は先週だった様子。でも十分にキレイだった。
自然文化園を大回りに歩いて、どこか良い音のポイントはないかと探していると、森の中に水鳥の池というのがあってここには家族連れの声も届かない。車の音はうっすらと聴こえる。
年末に購入してまだ手に馴染んでいないKORGのDSDレコーダーMR2で7分ばかり録ってみると鴉の声が異様に大きく録れていた。
このレコーダー本体にヘッドフォンをつけて録音したファイルを再生すると凄く良い音に録れていて驚くのだけれど、PCに移す時点で普通の音になってしまう。当たり前だけれど、DSD形式そのものを劣化なく再生できるプレーヤーが要るんだなあ。

ここ数回、民博に来ると、必ず楽器の展示の前でいちばん長く時間を過ごす。以前はいかにも民族的な仮面だとかトーテムポールだった。
ロッコあたりの弦楽器たち(民博は撮影しても良いのですよ、念のため)。

形がどれも魅惑的。

これらが紡ぎだす音楽を聴いてみたくなる。
手持ちのCDの中では、多分、数か月前に、心斎橋のプランテーションレコードで店長さんに勧められて購入したこの盤が一番近そうだ。

民博は数年前のリニューアルでかなり面白い展示と演出をするようになったと思っていた。観客が展示物に能動的に関心をもてるような仕掛けをしたり、収蔵品は昔とそれほど変わらないのに見せ方だけでこうも新味を出せるのは面白い。特別展も、実演ワークショップを以前よりも多く取り入れているように感じている。
しかし、ミュージアムショップはどことなく小じんまりとしてきたみたいだった。前はあったCD類も今は一切置いていない。民族楽器をもっと置いて欲しいなあ…。

民博から出ると16時半だったが、薄暗く薄ら寒くなっている。
雨が降りそうな気がして急いで帰ることに。


雄姿。
何かの本で読んだのかもしれないが、万博のモノレールを挟んで南側の丘陵地帯に住む人が、昔は北側の窓から太陽の塔がよく見えていたのに、最近は地盤が沈んで塔がよく見えなくなった、みたいな話しが記憶にあるのだけれど、本当だろうか?


民博のマダガスカルの特別展で買った植物編細工のカメレオン。
今日からここが我が家ですよ。