みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

春。


今日は、新しく借りたトランクルームにたまりにたまった書籍をごっそり搬入。
捨てないのか、という家人の言葉にも負けません。だって捨てるよなもの買ってませんから。
それで、広々とした部屋が寒いのは、本が暖房だったからと考えたけれど、いやいや、今日は特別寒い日だった。

これは3月末の咲きかけの頃に落ちた桜の花弁。
近所の並木の桜の満開は、結局撮り逃した今年だった。そんな年も、あるだろう。


ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [DVD]』を観た。
9.11で父親を亡くしたアスペルガー症候群らしき少年オスカー役が素晴らしい。サンドラ・ブロックもはじめて感心した。
映画が終わるころ、オスカーは父親に勧められても乗らなかったブランコに自分から乗るようになる。ずっと以前からそうだったことだけれども、結末に置かれた小さな変化のほうが、エイリアンを撃退して地球が救われるような大きめのオチよりも深い感動を呼ぶ。