みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

未知の知vol.6/BRIGHT MOMENTS×ダダリズム

nomrakenta2012-10-07


個人的にとても楽しみなライブの告知です。
10月7日、西九条のFLOATで、知り合いのHさん企画で『Bright Moments×ダダリズム』

未知の知vol.6/BRIGHT MOMENTS×ダダリズム
2012年10月7日(日) 19:00 -
入場料:予約1,800円 当日2,000円

未知の知がお送りする、今大阪で最も注目されるべき二組を招いて、あえての2マン企画。
五線譜を使わず、主に文章による『音色と音量の変化』に焦点を当てた作曲で、即興と楽曲の枠組みを解体し、『言葉による言葉にならない音楽』を生み出すトリオ【BRIGHT MOMENTS】メンバーはジャズや即興のシーンで活動する凄腕の演奏家たち。小難しさは一切無い非常にスリリングな音楽です。
一方【ダダリズム】は、ドラムのみで人間の能力の限界に挑むかのような緻密で複雑なリズムを生み出す二人組。しかし、その演奏は非常に肉体的でダンサブルかつトランシー。
どうぞ皆さまの耳に未知の素晴らしい音楽を。
http://float.chochopin.net/event.php?day=20121007b

先週金曜の夜仕事終わりにFuturoでの『Bright Moments』のライブを覗きました。この日はメンバー一人ひとりのソロ作曲の演奏があって、トランペットの有本羅人は、ご自身のヴォイスとペットの演奏を交互に織り込んでいくような演奏。高岡大祐さんのソロはチューバにアルミホイルを被せての演奏でしたが、アルミホイルの振動がスネアの顫動のように響いてソロなのにデュオみたいに聴こえていました。チューバの管口だけでなくボディーの側面にもホイルをかざしても微細な音の効果があって、チューバという楽器からどこまで音を引き出すんだろうかと興味深かった。

もうひと組の「ダダリズム」は、はじめて聞く名前だったのですが、「坊主頭二人によるツインドラムのポリリズム」という説明を聞いて見たことがあると思ったら、2008年にシャングリラでの『ホープ県』で見ていた。この時はまだ、『PARARIRA』という名前のデュオでした。この時はマンボカフェでの演奏でしたが、ポリリズムの興奮とあまりの心地よさが驚きでした。

このあたり、ご覧下さい。
4年経ってどうなっているのか、あるいは変わらないのか、も個人的に楽しみです。
いずれにしても、このふた組、そんじょそこらでは聴けない代物なのは確かかと。当日、お近くにおられる方は是非。