現代詩手帖12月号、Manuel Mota
- 出版社/メーカー: 思潮社
- 発売日: 2010/12/03
- メディア: 雑誌
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進行役をしている(ように読める)小笠原鳥類さんが、決して上から目線や拒絶を表明せずに、それぞれの詩人の詩集を、各人のギリギリの言葉の集積とし感想を述べているのも大きいと感じます。
現代詩というジャンルがどう、という話もあるのだと思うけれど、こうして手にとっているからにはこういう話が読みたいのだよな。
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Manuel Mota 『For Your Protection Why Don't You Just Paint Yourself Real Good Like An Indian』(Headlights H04)
ポルトガルのギタリスト、マヌエル・モタ。MyspaceのBioによると、最初はプリペアド・ギターとドローンの作品を作っていたが、97年くらいからこのCDで聴けるようなデレク・ベイリー風の爪弾き即興スタイルを始めている様子。この盤はモタのエレクトリック・ギターとMargarida Garciaのエレクトリック・アップライト・ベースのデュオ。2000年の演奏。ピキピキッというギターはベイリーの演奏ほど耳障りではなく(個人差あれど)、しかもメロディアスに流れているわけでもない。その間のバランスが肝なのかも知れず、何度か聴くと、おもしろくなってくる。