みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

東浩紀+桜坂洋『キャラクターズ』を読み始める、ロバート・アシュレー『インプルーブメント』


新潮 2007年 10月号 [雑誌]

新潮 2007年 10月号 [雑誌]

なにやら話題の共作を読んでみようかと。
今、5章。
現実の東浩紀と描かれる東浩紀と、それに応える東浩紀が登場してきてメタな、というより本文でも言及されているように笑いを抜き取った筒井康隆な感じが今のところしてます。


Improvement: An Opera for Television

Improvement: An Opera for Television

  • アーティスト: Tom Erbe,Tom Hamilton,Thomas Buckner,Robert Ashley,Joan La Barbara,Jacqueline Humbert,Sam Ashley,Adam Klein,Amy X. Neuburg,Chorus
  • 出版社/メーカー: Nonesuch
  • 発売日: 1992/11/17
  • メディア: CD
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ヤフオクで落とした、個人的にフェイバリットな米実験音楽作曲家ロバート・アシュレーのテレビ用オペラ2枚組み。抑揚もなく複数の「語り」がボソボソと進行するというのが全体的な雰囲気ですが、音作りなど、不穏な80年代の香りが。
ローリー・アンダーソンの『O・スーパーマン』で聴けるようなヴォコーダーで変調なさた声のパートが色んなヴァリエーションで続くという風にイメージしていただければ外れはないかと(といってローリー・アンダーソンといって通じるのだろうか?)。「Oスーパーマン」が1982年、「インプルーヴメント」が1985年とWIKIに書いてあるので、時代的なものと考えることもできる。
こちら、「インプルーヴメント」をその一部とする大作『Now Eleanor's Idea』上演光景か→http://www.robertashley.org/productions/neiquartet.htm

Big Science

Big Science

はまぞうで検索して知りましたが、「大科学」。リイシューされているのだな。懐かしい。