みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

とてつもなくはない日

業務知識テスト、今回は96点だった。惜しい。全車両一括や多数割引にもいろいろあってケースごとに当然特約も異なってくる。約款の森にさ迷いこむと、わけがわからなくなる事もある。
帰りに紀伊国屋麻生太郎氏『とてつもない日本』と『タックスヘイブン』、それからカラー写真がとてつもない『粘菌』を購入。自分がよくわからん・・・。
友人の奥さんがミクシイで赤ちゃんの子育て日記を書いておられて最近ほのぼのとしている。日に日に成長なさっている様子。

とてつもない日本 (新潮新書)

とてつもない日本 (新潮新書)

奥付みると、なんとすでに3刷!
タックスヘイブン―グローバル経済を動かす闇のシステム

タックスヘイブン―グローバル経済を動かす闇のシステム

  • 作者: クリスチアンシャヴァニュー,ロナンパラン,Christian Chavagneux,Ronen Palan,杉村昌昭
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2007/05/01
  • メディア: 単行本
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訳者の杉村昌昭氏と粉川哲夫氏によるフェリックス・ガタリ本が好きだった。
ヘイブンは「Heaven」じゃなく「Haven」(避難所)。かなり反グローバリズムなバイアスかかっているが基礎知識が知りたくて購入。

粘菌―驚くべき生命力の謎

粘菌―驚くべき生命力の謎

とにかく写真がすごい。環境に即対応して群体の編成をかえていく粘菌のすがたは、気持ち悪いというより、人間の生理を超えた世界(あたりまえ)。
極小の世界の異様な造形をみていると、しばし重力を忘れる。

希望

希望

ブラジルの『希望』を聴きなおしてみた。初期の「さかな」に近いスカスカの音なのに、中身はしっとりと柔軟さに満ちている。特に「言葉」という曲がいい。ときどき絡むターンテーブルのスクラッチノイズ(のように聴こえる音)が、ボーカルとダブルベースアイリッシュドラムの沈黙多めの演奏を引き立てている。