みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

冬のダブとブラジルの希望

nomrakenta2006-12-10

雨のためか朝あまり冷え込まなかったので7時前に起きて、滝まで散歩。
いつも同じ時間に滝道のおなじところですれ違うおばさんがいる。今日も挨拶。
仲間内で作っている編集CDの素材が揃ったので、梅田のヨドバシカメラにラベル用紙など必要なものを買いにいく。昨年使ったテンプレートの用紙が棚からなくなっている。仕方なく別の用紙を買う。去年作ったフォーマットも作り直し。面倒くさいなあ・・・。早々に帰って、編集。
今回は編集当番になる際、わがままいって『冬に聴くダブ』というお題で選曲してもらいました。きっとチンプンカンプンだったに違いないのに、こちらの好きそうな曲をかなり絞り込んで選んでくれている。集まった曲のリストを眺めてニヤニヤ。結構音的に出尽くしているので、こちらで加える曲に困ってしまう。
「日本のダブはアンビエント傾向が強く、けっこう冬でもいい感じですね。」と鋭いコメントが。
あらためて、日本人の好みというのは自分も例外ではなくはっきりあるのだな、と感じる。
ダブではないけど、先日『ビヨンド・イノセンス』で知った大阪のバンド『ブラジル』の1STアルバム「希望」を聴きながら作業。先日のライブでも演奏した曲が多いので嬉しい。バンド名は、デビット・シルヴィアンの「ジャパン」をまねたとか。

希望

希望

ジャケット、ちょっと引いちゃうかもしれませんが、中身は「ふちがみとふなと」に似て非なるイノセントで奇妙な「オフ」感覚が溢れた世界、といってもぶっとんだものではなく、近所の公園でも散歩しているような感じで、今にも布団をはたく音や洗濯機の音が聴こえてきそうな「うた」です。ただ、のんびり脱力しっぱなしで聴けるかというとそうでもなく、若干の無邪気な悪意めいたものもあるように。アンニュイともちょっと違う西崎美津子のボソボソしたヴォイスと音の流れをうながすコントラバス、ポツポツと色彩を加えるアイリッシュドラム、寄り添うギターが作り出すひっそりと親密な手触りの音楽は、フリーでアヴァンギャルドな即興的な音世界とも拮抗し得るもののようにも。
初期の「SAKANA」の空気を思い出しもするのでした。ライブのうす生温かい感触がどうしてもスタジオ録音だとこじんまりした感じがするが、コントラバスの音が好きなのだ。セカンドアルバムも出ている→「COFFEE」asin:B000G7P7T6 COFFEE

12月2日のエントリーからミクシイの日記がRSSを反映してくれなくなってしまった。日記の下書きなんかを非表示にしていたので、それが原因かと思って消してみるけど直らない。機種依存文字もないと思うんですが・・・検証サイトに放り込んでみると、いきなり一行目の「!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"」に、 「XML parsing error: :1:62: syntax error」とエラーが出ている。他のはてなブログのソースを見ても同じだし、こちらではどうしようもないソースだと思うけどなあ・・・。よくわからないまま。