藤沢周平『用心棒日月抄』
会社で上司にお借りしていた小説。2ヶ月ほどかかってやっと読了。
藤沢周平に関して、なにか悲壮な印象を持っていたのは何故なのかよくわからない。「蝉しぐれ」も観ていない。でも湿った感傷というより、むしろ緊張と弛緩がほどよくブレンドされて、短編ごとでも読めるし、大変おもしろいのだということをいまさらにして発見。
特に主人公の用心棒稼業に段々赤穂浪士の討ち入りが絡んでくるのも飽きさせないつくり。
続編があるので、はまりそう。
以下、古本屋で買った本
- 作者: 竹中労
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1990/11
- メディア: 単行本
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- 作者: 鈴木義昭
- 出版社/メーカー: 現代書館
- 発売日: 1994/05
- メディア: ハードカバー
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大杉栄関係で興味がでてきた人。上記は最晩年に書かれたあの「たま」のファン本だが、これが出たとき僕は中3〜高1だったような気がする。なんだかすごい人が「たま」をビートルズ以上だ、と絶賛しているらしい、というような印象だった。下の本は、竹中労入門本といえそうな構成なので。
- 作者: 吉本隆明,栗本慎一郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1985/06
- メディア: 文庫
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- 作者: 栗本慎一郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1984/05
- メディア: 文庫
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吉本隆明との対談「相対幻論」は、出版時ベストセラーだったらしいが、そのころはもちろん小学生か中学生。知ってる筈もない。
のっけから吉本隆明が栗本慎一郎に本質的なツッコミをするところから、当時を知らない人間でも興味をひかれる。
ものすごく80年代軽薄ちっくな表紙のイラストと、帯の「ちょっと、異邦人。」という惹句に軽いめまいを感じます。
- 作者: アシュレイモンターギュ,尾本恵市,越智典子
- 出版社/メーカー: どうぶつ社
- 発売日: 1990/07
- メディア: 単行本
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豆腐バカ 世界に挑む?They Call Me “Mr. Tofu”
- 作者: 雲田康夫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/03/24
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“時間”がお金持ちにしてくれる優雅な長期投資 これから10年で富の所有者は激変する! (JBシリーズ)
- 作者: 澤上篤人
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2005/10/09
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