京都へ
写真は、五条西洞院通付近の公園へつながる路地。光の具合がとてもよかったので。
知人に会いに京都へ。用事が重なったので五条の「書肆 砂の書」さんで直前に取り置きして頂いていた本とあと何冊かを購入。いつもながらお話がためになる。
1.スーザン・ソンタグ「ラディカルな意志のスタイル」
どこを探してもこの本は無かったので・・・
2.ペヨトル工房の音楽誌「UR」の5号「ノンジャンルミュージック」
3.レビューも投稿させて頂いている音楽レビュー誌「FOR EARS」2号
4.「北西海岸インディアンの美術と文化」
この本を取り置きいて頂いていた。同志社大学美学部の頃に卒論に向けて読んでいた本で、こうして再会できた感無量。あとでレビューを書きます。
知人とお茶を飲んだ後、烏丸のジュンク堂で、仕事でもらった商品券一万円で本を買う。
1.ジャン=リュック・ナンシー「コルプス(共同−体)」
吉増剛造の「オシリス 石ノ神」との関連でどうしても読みたかった。
2.阿部賢一「イジー・コラーシュの詩学」
一番高かったが、著者が自分と同年齢であり、自分の積年の関心領域「コラージュ」を扱ってもおり、何よりも図版が素晴らしかったので・・・
3.アルフォンソ・リンギス「何も共有していない者たちの共同体」
これは以前から気になっていた。久々にわくわくしている本。
河原町の丸善やブックファーストが閉店しているのに驚く(ジュンク堂の新店舗ができるようだが)メディアショップで中原昌也の文庫本を買い、そそくさと帰路へ。
帰宅後ビールを飲みつつトリノのハーフパイプを観戦。日本勢は残念だったけども、やはり素晴らしいプレイを観ると、興奮とともにウットリする。滞空時間の長いジャンプには、数学的な美を感じるし、失速や着地失敗には人間的なドラマ(メソメソしたものではなく、瞬間的な判断の)を感じる。