若買いの回収に向けて
学生のときに熱に浮かされたようにして買ってしまった(読んだ、じゃなくて)ドゥルーズ+ガタリの「アンチ・オイディプス」をちゃんと読んでみたくなったが、やっぱり数ページ以上もたない。欲求不満になっていると本屋でガタリのインタビューを中心にした本が2冊ほどあって、「アンチ・オイディプス」や「千のプラトー―資本主義と分裂症」に密集していた難解なキーワードの少なからずがガタリの発想らしく、ガタリは哲学者・精神分析家というよりも60年代以来90年代に死去するまで熱心な活動家という側面がすごく濃厚だったという事がわかって、これがなんだかすごいおもしろい。多分買って読むことになりそう。