みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

驚嘆のSOFA勢など

8月の第4週は、濃密なライブが続きました。8月24日(土)Kim Myhr/Streifenjunko/Sofia Jernberg@中崎町コモンカフェ オープニング・アクトは高岡大祐さん(Tuba)。ホスト役も務めておられた。 ノルウェーのSOFA勢は、最上級の音楽・素晴らしい多様性…

フェリックス・ガタリのインナーマッスル :山森 裕毅 『スキゾ分析とリトルネロ』を読む

ここ数年、ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリの二人に関しては『ドゥルーズ・ガタリの現在』『交差的評伝』が翻訳出版されたり、特にガタリに関しては『アンチ・オイディプス草稿』や『精神病院と社会のはざまで』が翻訳されたりして、文献の数もドゥ…

Steve Lacy Four "MORNING JOY"

「Steve Lacy Four」というのは、Steve Potts(alto-&soprano-sax)、Jean Jaque Avenel(bass)、Oliver Jonson(drums)にもちろんSteve Lacy(soprano-sax)を加えた、後期レイシーのパーマネント・カルテット。 80年代、このカルテットでのアルバムは多数リリ…

シンセな夏:EBERHARD SCHOENERや DOLPHINS INTO THE FUTUREの映像

午前中、市民病院に入院している祖父の見舞いに行ってその後、梅田に出て新しくしたiPhoneの液晶シートやバックカバーを購入。それから、帰える前に、これまであまり覗いた事がなかったHEPFIVEと阪急の間にあるレコ屋さんに行ってみたら、上写真のレコードを…

ブッチャー2夜と塩屋の手風琴

英国即興の開拓者ジョン・ブッチャーJohn Butcher(テナー&ソプラノ・サックス)の来日ツアー。 前日の旧グッゲンハイム邸での鈴木昭男とのデュオは行けなかったけれども、京都・大阪の二日に行くことができた。 ジョン・ブッチャーの演奏をはじめて聴いたの…

『青きドナウの乱痴気―ウィーン1848年』良知 力

読了。 数年前、京都の「砂の書」店長の寺井さんから、「あとがきだけでも読んだほうがいいよ」と薦められて購入して積読していた書。平凡社ライブラリーになっているのは知っているがこれは単行本。 だいぶ良くなってきた右足とはいえまだまだ瀧道歩きなど…