みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

ドーナツ日乗①SIMON&GARFUNKEL、BAD BRAINS

 
SIMON&GARFUNKEL/THE BOXER c/w BABY DRIVER

Mumford & Sonsの『BABEL』CDにボーナストラックで入っていたサイモン&ガーファンクルの『ボクサー』のカヴァー。Babel: Deluxe Edition (+ 3 Bonus Tracks)

聴いて、改めて良い曲だなあと思っていて7インチを探していたらこれがありました。見開きのスリーブに対訳が印刷されて、実はこれで初めて歌詞全部を知ることになった。この曲の存在を初めて知ったのは音楽そのものではなくて、たしか吉田秋生の『カリフォルニア物語』だったような気がします。歌詞全部ではなかったと思うけれど引用されていた。
サビの「ライラライ」がただの歌声ではなくて「嘘、嘘、嘘、嘘ばっかりだ」というニュアンスだったとは…。
ポール・サイモンは割りと好きというかやっぱり超一流だと思います。出てるアルバム全部聴いているわけでは全然ありませんが、今でも『グレイスランド』かけたら、やっぱり最初から最後まで聴いてしまうし、『サプライズ』も良かった。SurpriseGRACELAND 25TH ANNIVERSAR




 
BAD BRAINS/LIVE AT IGUANAS TIJUANA 9.9.89
日本橋の演歌のシングルが大量に置いてあるレコ屋さんの100円洋楽シングルの棚に眠っていたUSラスタ・ハードコア・パンク・バンド「バッド・ブレインズ」ライブ音源。スリーブにもドーナツ盤にもレーベル名の記載がない(盤は真っ白)ので多分ブート。珍しいのかどうかもわからない。
音質は当然劣悪。だがカセットデッキで録音したんだろうコンプがかかっているような感じ、この手のバンドなら悪くない感じなのは、わかってもらえるんではないでしょうか。演る方からも観る方からも、ゴリゴリザクザクとした熱気と殺気が伝わってくるようで、嬉しいシングル。
これ聴くと、初期の「あぶらだこ」も、やっぱりイイ線いってた、とも思う。
しかし、よく考えたら、1989年ってバッド・ブレインズがデビューしてかなり年数が経っているし、大体グランジやらオルタナ・ブームがやってくるか来ているかという時期だから、一回活動休止してから再開した頃ですね。そう考えていると1982年CGGBでのライブがYouTubeに転がっていました。
58分。お暇な方は是非。
のっけからモヒカン頭がステージに乱入してきます。バッド・ブレインズ独特のスウィングする痙攣ダンスをお客さんも一斉にやりだすのが最高。