みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

もみじだより

nomrakenta2012-12-01

11月25日(日)
午前中は日曜写真家(もどき)。
週半ばのシェウン・クティLIVE後の飲みでSさんに見頃と聞いていたのでこの日の朝早くをおいてもう行く時はないと思った。
6時半頃に家を出てみると、まだ瀧道は薄暗く、紅葉も盛りを過ぎたような印象があった。
その印象は、ビジターセンターまでたどり着いても変わらずで、「ああ、もう終わっちゃったのかな」と多少がっかりとしたあとに気を取り直して、鳥の歌をR09に録音しながら時間が経過した。
8時を過ぎると、山中にも朝日は差し込んできて、茶・紅・黄・緑に彩られた峰々が輝いて息づきはじめるようだった。
毎年の、しかし毎回異なる静かな高揚感。
以下、写真はこの日のコース、瀧道(登り)〜ビジターセンター(折り返し)〜大日庁舎上付近(下り)〜龍安寺〜瀧道(下り)〜聖天宮西江寺山麓線の公園の順です。
 


 
広場にようやく陽の光が差込むにつれて、朝靄がゆらゆらと立ち上る。


 



苔むすかな。

海の底の魚のような気分。

小さな短いトンネル。反響がいい。

紅葉もいいけど紅葉に見惚れるひともいい。


龍安寺の境内。


モミジを陽光にかざす。

この光の具合。何か降りてきそうな変な感じ。


朱と青の亀裂。


紅葉に染まって・・・という表現を今まで実感してきませんでしたが、境内から階段下を見ると、まさ紅色の影の中をひとびとが泳いでいるようでした。
 
山麓公園のグラウンド脇。