2009年の「みみのまばたき」
紅白でスーザン・ボイルのあとに上地雄輔がシマシマの頭と黄色い衣装で歌う(この曲は良い曲、と素直に思う)その後ろで観客が手に持つひまわりの群生が揺れているのを観ていると、来年の干支の虎とひまわりが色彩的精神的親戚に思えてきた(いや、思いたいと願うこころの動きがあった)。ひまわりで虎をつくってみるのもいいかもしれない。あるいはぐるぐる旋回する虎たちが、ひまわりになってしまうのはどうだろう。
2009年は、忌野清志朗、マイケル・ジャクソン、ピナ・バウシュ、マース・カニングハムそしてレヴィ=ストロース(大往生)…今年も重要な人たちが旅立ってしまった。でも身近では新たにやってくるひともあった。
池田信夫氏のブログをここのところ続けて読んでいますと、日本経済の行く末の困難を思わざるを得ませんが、
個人的な感想でいえば、書こう書こう、と思っていたけれど準備ばかりで終にエントリーにまで至れなかった本、CDもいくつかございますが、まあ今年は多方面に盛りだくさんで満足のいく年だった、と言えるのかと。
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では、今年、とても印象深かったことを挙げてみます。
夏に盆休みをズラして取得し、諏訪へ行ってから東京へ行ったこと。そして、前橋に行って、萩原朔太郎賞を受賞された詩人の鈴木志郎康さんの回顧展をみて講演をきいたこと。
同時に出版された初期詩篇集『攻勢の姿勢』の凶暴なほどの分厚さのその頼もしさ。asin:4879957704
極私的であることは閉じない。極私的であることで、自然と他者に出会うのであって、そのなかには自分の内の他者も含まれる、ということ。
ブログについていえば、自分の極私は極私に違いはないのだけれど、もう自分のなかに書きこむような思いはない、ということ。成功しているかどうかはわからないけれど、書く、ということは多分、他の人の中に言葉を置いてみる、響かせてみる、というような意識が必要なことだとは、改めて気付いてきたこの頃です。
5月の末に箕面の瀧道でおもいがけず雨宿りをしたことは、何か懐かしいけれど新しい感覚を呼び覚ましてくれました。
京都の古書肆『砂の書』さんで、昔の『ミュージックマガジン』(「ニュー・」が取れて間もない時代の)を大量に安く(一冊100円…)譲ってもらい、昔の音楽批評の熱気と現在に通じるどうしようもなさを再確認できて興味深い。この作業は来年も続きます…。
10月以降は、万博の民族学博物館(みんぱく)で開催された『自然のこえ 命のかたち ― カナダ先住民の生みだす美』展が、学生時代に夢中になっていたカナダ北西海岸ファーストネーションの文化・芸術への熱を10年振りくらいにかきたててくれました。
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印象に残ったライブは、
●富田の小さなカフェで聴いたアキビンオオケストラ。ブリッジの夢を拾うような心地だった。
●「マウリシオ・カーゲル〜無国籍料理〜」@梅田・ザ・フェニックス・ホール
●SAKANA@京都烏丸shin-bi
●「春一番」での、「坂田明(sax)ちかもらち / ジム・オルークと恐山」の爽快なカオスジャズ。「東京ローカル・ホンク」の「カミナリ」が日本のマーキームーンだ、という気持ちは今も変わりません。そして会場を熱狂させた「桜川唯丸一座」。
●「ある風景の中でin a landscape」presents 鈴木昭男『耳の道場』@京都芸術センター
●『John Cage 100 Anniversary Countdown Event』@京都芸術センター
ニシジマ・アツシ、村井啓哲両氏によるケージの『Branches』を聴けたのが一番の収穫でした。
●千野秀一クインテット@ムジカ・ジャポニカ
●ソルマニア 25周年ワンマン@難波ベアーズ
2009年のベストライブであったかもしれない。Mさんの「良いノイズは混じりけがない。気が散らない。」発言が今年のヒット。「ノイズ」にひさしぶりに向きなおすきっかけになりました。
●ヴァーミリオン・サンズ@十三ファンダンゴ
「ライブ」のかたちについて考えさせられた。
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恒例のベスト・アルバムを。もはやいうまでもなく、今年制作発表されたものという括りは放棄しており、今年聴いて感銘を受けた盤、ということになります。
●Miguel de Cervantes, Don Quijote de la Mancha: Romances y Músicas [Hybrid SACD]

Don Quijote De La Mancha Romances Y Musicas
- アーティスト: Alonso Mudarra,Anonymous,Antonio Martín y Coll,Antonio de Cabezón,Antonio de Ribera,Cristóbal de Morales,Diego Pisador,Enríquez de Valderrábano,Francisco Fernández Palero,Francisco Guerrero,Francisco Salinas,Francisco de Peñalosa,Henri Le Bailly,Juan Arañés,Juan Vasquez,Luis de Milán,Luys de Narváez,Hespèrion XXI,Solistas de la Capella Reial de Catalunya
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●Loren Connors, Jim O'Rourke『Two Nice Catholic Boys』

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●町田良夫『スティールパン・インプロヴィゼーション』

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- アーティスト: 東京ローカル・ホンク
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●SAKANA『initial work collection 1990~1991』

initial work collection 1990~1991
- アーティスト: sakana
- 出版社/メーカー: sakana records
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●Sonic Youth 『The Eternal』

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●Ethernet『144 pulsations of Light』

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●青山陽一 the BM's『GUITAR=ORGAN= DRUMS』
ライブを思い出すのに最適。あれはファンキーかつ優しいグルーヴだった。
●Peter Garland『String Quartets』

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- アーティスト: Peter Garland
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●『phew×bikke』(カセットテープ)
「うたの在りか」を示してくれたのがカセット・テープだったことの二重の幸せがありました。カセットテープについての小笠原鳥類さんから頂いたコメントは、やはり今年最高の贈り物でした。
●フランス国立ジャズ・オーケストラ, イレーヌ・ジャコブ, ロバート・ワイアット他『アラウンド・ロバート・ワイアット』

- アーティスト: フランス国立ジャズ・オーケストラ,イレーヌ・ジャコブ,ロバート・ワイアット,ロキア・トラオレ,ヤエル・ナイム,ダニエル・ダルク,カミーユ,アルノ
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●Joe Lally『There to Here』

- アーティスト: Joe Lally
- 出版社/メーカー: Dischord
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●dos『Justamente Tres』

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やっぱり、ベースって好き。
●Lou Reed『ベルリン』
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●渋谷慶一郎『ATAK015 for maria』

- アーティスト: 渋谷慶一郎
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●The Thing『BAG IT!』

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- アーティスト: Don Cherry,Steve Lacy
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- アーティスト: Mats Gustafsson
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●popo『macadamia』

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●湯川潮音『Sweet Children O'Mine』

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●Clemencic Consort『Carmina Burana』

Carmina Burana: Medieval Songs from the Codex
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支配しようとするものは支配されるものの原理をとりこむとき、最も有効に支配を貫徹しうる。教会はこの点でも巧みでありグレゴリオ聖歌の原型はそのままにしながらモテトゥスやセクエンティアをとりこみ多声音楽ポリフォニーを形成していったのである。
近時オルフをはじめとする人びとによって近代的な楽譜に移され、我々もその一部を聞くことができるようになった。これらの曲には二声ないし三声のコンドゥクトゥス様式のものもあり、セクエンティア様式のものもある。カルミナ・ブラーナにはこの時代のあらゆる歌曲の様式がとりこまれているのである。このように多様な形式がとりこまれている点でも制度化になじみにくい性格をもっていたといえるであろう。
カルミナ・ブラーナはヨーロッパが文明社会を建設しようとしはじめたときに生まれた。したがって作者も聴衆も国際的であり、イギリス、スペイン、フランス、ドイツなどにまたがっていたし、聴衆もラテン語を解するものに限らなかった。エロイーズの書簡にあるようにアベラールの歌は魅惑的な曲のために無学な者も聞きかじって小歌を歌っていたという。
――阿倍謹也『社会史とは何か』p.183

- 作者: 阿部謹也
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●エルメート・パスコアール 『スレイヴス・マス』と『ライヴ・イン・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル』

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ライヴ・イン・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: エルメート・パスコアール,イティベラ・ルイス・ズワーグ,ネネ,ジョビーノ・ホセ・ドス・サントス・ネト,リアルチーノ・リマ・フィリオ,カカウ,クラウディオ・アロウホ・デ・ケイロース,ザベレ,ペルナンブコ,ニヴァウド・オルナレス,ローズマリー・ティドナー
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
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つぎは書籍
●廣瀬 純『シネキャピタル』

- 作者: 廣瀬純
- 出版社/メーカー: 洛北出版
- 発売日: 2009/05
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●エドマンド・ホワイト『ジュネ伝』上下本。これは2008〜2009を跨いで読み終えました。ジュネという唯一無二の作家の人生詩学は興味深いもので、ホワイトの飽きさせない筆力がまず凄い。詠み終わったらパレスチナ、ブラックパンサーを描いた遺作『恋する虜』を読みたくなって仕方がなかった。しかし、この本めったに古本屋にも出ないし、出てもとても高価。とても入手できない。新訳が出版されるのを待つしかない…。『ジュネ伝』に、呼び水されて読んだのが、
●ジャン・ジュネ『花のノートルダム』

- 作者: ジャンジュネ,鈴木創士
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/12/04
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●ヒュー・ケナー『機械という名の詩神』

機械という名の詩神―メカニック・ミューズ (SUPモダン・クラシックス叢書)
- 作者: ヒュー・ケナー,松本朗
- 出版社/メーカー: 上智大学出版
- 発売日: 2009/01/28
- メディア: 単行本
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●フランソワ・ドス『ドゥルーズとガタリ 交差的評伝』

- 作者: フランソワ・ドス,杉村昌昭
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/08/22
- メディア: 単行本
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こういう基礎的な伝記本があると、彼らの著作への向き合いかたもなんとなくつかめてくる気がして、もともと「哲学脳」を有しない者にとっては有難いです。
概念というものがあることを知ったとき、別の人物がいるような気がしたもんです。それがじつに生き生きとした生命力を持っているように感じられたのでね。
――ドゥルーズ p.108
ずっと以前から音楽的対象は時間と関係づけられてきた。音楽が時間に宿っているのは当たり前のように思われてきた。しかしそれがもし逆だったら、もし時間が音楽に宿っているとするなら、そしてそれが時間の展開の総体においてではなくて、少なくともある種のリトルネロの内部でのことだとしたら、どうだろう?
――ガタリ p.438
ガタリの『オイティプス草稿』は翻訳されないだろうか…。
最近は、impuissanceさんのブログ、『菌曜日、午前三時』で書き始められている「ガタリ・トレーニング」の進み行きがとても気になっています。杉村昌昭や粉川哲夫そして三脇康生でもないガタリの「読み」の予感。
●白石美雪『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』

- 作者: 白石美雪
- 出版社/メーカー: 武蔵野美術大学出版局
- 発売日: 2009/10/01
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●デヴィッドグレーバー, 高祖岩三郎『資本主義後の世界のために』

- 作者: デヴィッドグレーバー,高祖岩三郎
- 出版社/メーカー: 以文社
- 発売日: 2009/03/30
- メディア: 単行本
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●藤枝静雄『悲しいだけ/欣求浄土』

- 作者: 藤枝静男,川西政明
- 出版社/メーカー: 講談社
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章はこういう木を見ていると、時々それが人格(も可笑しいが)、それに似た変なものをそなえていて、言語に類するものさえ持っているような気がすることがある。自分が立ち去ったあとで、木が、不明瞭な声を出してブツブツ云うような、かなり実感的な想像が頭に浮かんで、何だか後ろ髪をひかれることがある。
――欣求浄土 p.76
●詩の雑誌『TOLTA 4号』
小笠原鳥類さんのロング・インタビュー。詩の言葉への赤裸々な向き合い方がスリリングだった。
●『水声通信』2009年7・8月号「アナイス・ニン特集」
[rakuten:book:13281635:detail]
この号に載った小笠原鳥類さんのボルヘスについてのエッセイ「書物を並べると出現する、幻の、あの人」が、今年のベスト・エッセイだった。
●アニー・ディラード『本を書く』

- 作者: アニー・ディラード,柳沢由実子
- 出版社/メーカー: パピルス
- 発売日: 1996/12
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- 作者: 岡田尊司
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/09/30
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●前野佳彦『散歩の文化学〈1〉ホモ・アンブランスの誕生、散歩の文化学〈2〉東洋的都市経験の深層』

散歩の文化学〈1〉ホモ・アンブランスの誕生 (思想・多島海シリーズ)
- 作者: 前野佳彦
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2009/01
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散歩の文化学〈2〉東洋的都市経験の深層 (思想・多島海シリーズ)
- 作者: 前野佳彦
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2009/01
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●原武史『“出雲”という思想』(講談社学術文庫)

- 作者: 原武史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/10/10
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- 作者: 渡辺公三
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2009/11/13
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漫画についても最後に触れると、
●福島聡「機動旅団八福神」の完結だけは挙げておきたいです。
![機動旅団八福神(10巻) (Beam comix) [ 福島聡(漫画家) ] 機動旅団八福神(10巻) (Beam comix) [ 福島聡(漫画家) ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0472/04726203.jpg?_ex=128x128)
機動旅団八福神(10巻) (Beam comix) [ 福島聡(漫画家) ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > コミック > 青年 > エンターブレイン ビームC
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以上、絶対なにか書き洩らしている、という確信がありつつ(毎年ね)、今年はこれにて仕舞いといたします。
つづきは新年のごあいさつをしながら…というのでも良いはずですし…よいお年を!