レヴィ=ストロース
クロード・レヴィ=ストロースが10月30日に死去してした、とのことをYahooのニュースで知る。100歳だったとのこと。
じつは、みんぱく好きですが、レヴィ=ストロースの本を殆ど読んでいません。
高校生のころ、村上龍の小説で『悲しき熱帯』というのがあり、その元がレヴィ=ストロースのソレと知って、何度か読もうとしたけれど、最初の数ページで挫折。
「ブリコラージュ」(器用仕事)は好きな言葉ですが、「親族の基本構造」とか、ヤコブソンから想を得たという音韻なんたら、がよくわからなかったのです(今も、ね)。
- 作者: クロード・レヴィ=ストロース,大橋保夫
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1976/03/31
- メディア: 単行本
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大学に入ってから、『野生の思考』を大学図書館で借りて、夏休みに東京へ持っていったりもしたにもかかわらず、全部読んだのか定かではない。みすず書房さんの装丁の動物の絵を鮮明に覚えているくらい。
唯一、一冊ちゃんと読んだといえるのが、先日のエントリーでも少しだけ触れた、北西海岸インディアン(ファーストネーションズ)の神話の構造分析を行った『アスディワル武勲詩』(ここも参照)でした。
最近、『パロール・ドネ』を買おうかどうか迷っていたのだけれど、上記のような「実績」があるのでやめていたものでした。