なんというか、秋の日
睡眠不足ぎみの自覚症状があったので、今朝はとにかく目が覚めるまで寝ることにしたら、10時になってしまった。
昨夜観た『スパイダーマン3』は、ベンおじさんの死、そして親友(ジェームズ・フランコ はいい顔をしている)との葛藤も決着がつき、MJ役のキルステン・ダンストも結構きびしくなってきていて、まさにこれで終わり、という感じだった。続きがあったら驚きだ。
クレジットをみるまでブライス・ダラス・ハワードに気付かなかったのは不覚。
のそのそと起きだして、SOYJOYを齧っていつもの瀧道へ。
雨上がりでそんなに肌寒くもないのだけれども、瀧道を登る人は若干少なかった。
ペースアップする気になぜかならずにべらべ〜らぼらぼ〜らと一時間半かけて帰宅。
これではいかんなと梅田に買物に出る。
阪急梅田中央改札口を降りたところの喫茶店『キーフェル』でコーヒーを飲みながら読書×文章をまとめようと思ったら『キーフェル』が改装中。なにやら大規模に内装をいじくっている感じである。
前職時打ち合わせでよく使わせていただいていたのに加えて、お冷と注文とりにくるまで数分かかるベテランのウェイトレスのおばさんの無愛想さが好きだったのだ。
ここ十年くらいの「かふぇー」(蔑称)の隆盛に伴い、梅田界隈の「純喫茶」にいるような、ベテラン(若くない)ウェイトレスさんという、どれだけ不機嫌な対応でも客とのコミュニケーションを流れるように(自己)完結させてしまう奇跡的な「職人」は数えるほどになってきているのではあるまいか。ナビオもなくなってしまうし。
改装と一緒におばさんもやめてなければよいが。
かっぱ横丁の古本屋街をウロウロと愉しんだあとは、気になっていた秋用のジャケットと、帰社時にダブルデイの店頭でこれも気になっていた、なんというか「羊歯」の絵を買う。
絵といってもタブローではなくて、キャンバス地になんらかの転写技術で刷ったような感じのものだ。焦げ茶の地に緑で羊歯のシルエットが描かれているだけのものだが、なんとなくずっと部屋に飾れそうな気がしたのだった。
これだけ買い物をすると、当然予想できたのではあるがかなりの荷物となり、帰りは思わず汗ばんだ。
晩飯を食べながらダルビッシュの投球に感嘆。そそくさと二階にあがって、調べもの、というかそのままダラダラ読みに雪崩れ込み、いい加減せいよと風呂に入って今、これを書き終えた。
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聴きやすく好きになれそうだが、今時点ではもっとホルンがモゴモゴと驀進する様が聴きたい。そんな気分にとっては、モーツァルトの作曲も演奏も音の編成として洗練されすぎていて、ホルンの「異音」を求めていると食い足りない。
そしてもちろん、それはモーツァルトのせいではない。