みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

今夜もムジカで:『さかな』@ムジカ・ジャポニカ

nomrakenta2007-10-08


昨夜にひきつづき、今日もムジカ・ジャポニカでライブ。
この連休は、鼻の治療からライブ2夜と、堪能しております。

今夜はPOCOPENさん&西脇さんの『さかな』(『sakana』?今現在どっちが正式なのか?)です。


ムジカHPによると予約ソールドアウトということで、今夜も、よりによって『さかな』で立ち見だけは嫌だと、頑張って開場30分前に出張りました。
甲斐あって比較的良い席をキープ。合流したIさんと音楽の話なんかをしながら、混んできたので手元が危ういのでビールを瓶でゲットしコプコプ飲りながら、『さかな』のお二人も登場し、さあ本番、しかし。
何か違和感が・・・。


そうでした。

大阪で『さかな』を観るのって初めてなのでした。
以前京都で『さかな』を観たとき、POCOPENさんが、「大阪ちょっと向いてないかも」みたいなニュアンスのことを仰っていた記憶があり、「むう・大丈夫なのか」といらぬお世話の心配を。


しかし、多分『ウェルカム』以降くらいからのファンらしく、お客さんは礼儀正しくみんな暖かい感じの若い方多め。
アンコールのリクエストでひとり「『ロッキングチェアー』かさもなくば『ファン』を・・・」と願っていた私は浮いているのか・・・。
しかし、その2曲ともアンコールで聴けてしまった私は幸せです。しかもラストの『ロッキングチェアー』はPOCOPENさんは歌に専念、西脇さんがギターに専念、という変則的な試み。


今回は、いつもの『さかな』に加えて、新曲を数曲聴けたのも嬉しかった。曲名を記憶できなかったですが、最初の新曲は、POCOさんのゆったりと案外太いコード進行に、西脇さんのコリコリコリコリ・・・とした伴奏が相まって面白い曲想でした。次のアルバムはもしかしたら、ここ最近のカフェーなボサちっくから、また新たな展開があるのかも・・・と期待大で帰宅。


さあ、明日からお仕事ですね。


あ。そうそう、今日のMCというか、いつもの曲間のお二人の雑談で、西脇さんがPOCOPENさんを「ブルースマンだから・・・」と仰っていて、はたと気付いた。
そうなんだ。POCOPENさんの「うた」って確かにブルースなのだ。POCOPENさんはロバート・ジョンソンなのだ(オイオイ)。と、そう思って聴いたら、『さかな』の違うオリジナリティが見えてきた・・・ような気がしたり。

BLIND MOON

BLIND MOON

今夜確か、『知識の樹』を演奏したと思う。
POCOPENさんの声の「うた」への入り込み方、演奏の決まり方。中盤のこの曲が僕にはベスト、と思えました。

キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーズ

キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーズ