あくまでダニエル・ジョンストン
しまった・・・。
「悪魔とダニエル・ジョンストン」のテアトル梅田でのレイトショー。
やっぱり今日までだった。梅田に着いたら10時だった。
あぐぐ・・・。
やけになってNU茶屋町で初期名盤の再発を購入。
コースターもらう、ぐすん。
DVDの発売を待っています。
特典映像いっぱいつけてね。
- アーティスト: Daniel Johnston
- 出版社/メーカー: High Wire Music
- 発売日: 2006/08/29
- メディア: CD
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Continued Story / Hi How Are You (Dig)
- アーティスト: Daniel Johnston
- 出版社/メーカー: High Wire Music
- 発売日: 2006/08/29
- メディア: CD
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①「It’s Over」④「Funeral Home」ビートルズの⑦「I Saw Her Standing There」など、シンプルな演奏に、極私的な地平から泡沫のように湧き上がってくる無数の「うた」が、いきなり普遍につながってしまうような夢想を可能にしてしまう、十全な何かが。
「Hi,How Are You」の方は神経衰弱もやはり、と思わせるような混濁も聴こえるが、それがまた「うた」を引き立ててしまう。これは不幸か。
最初はカセットテープでリリースされていたんだと思う、たしか。音楽的にいっていわゆる「ローファイ」的な不安定さは実は音質だけで、ジャド・フェアと同様、自分自身を特異点化することに成功したトータル・アーティスト。女の子のように高い声にも、気ままでラフな演奏にも、絶対「コレ」っていう確信をお持ちのはず。己の表現イメージへの信頼がまず確固としてあり、それが時に純粋、時に愚直なほどナイーブにも見えるんだと思う。リディア・ランチが言っていた「ホワイニー・ブルース」のこれ以上削ぎ落とせない核心。「うた」というものの、あっけさなさと同時に揺ぎなさを聴かせてくれる。
僕は僕の世界では赤ちゃんなのさ
永遠に生きるんだ
僕は僕の世界では赤ちゃんなのさ
永遠に生きるんだ
たった22歳なんだよ 永遠に生きれるさ
僕は僕の世界で赤ん坊
by Daniel Johnston from "I Am A Baby (In My Universe)"
ダニエルやジャドの素敵なイラストのレコードジャケットが輸入盤屋に並んでいるだけで、どれだけ心が救われたかわからない。