みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

さねよしいさ子ライブ・レコーディングVol.1『チェリー!』

nomrakenta2006-11-08

はちみつレーベルさんのサイトから直接購入してみました。
2005年の下北沢ラカーニャと吉祥寺Manda−La2(好きなライブハウスでした)での演奏を混ぜたものの様子。Manda−La2の方のバックには、割礼の宍戸浩司氏とさかなの西脇一弘氏がギターで参加しています。

1.アゼリカ・アゼリコ
2.The Charming Story
3.いとことふたりで
4.仔馬
5.月といもうと
6.One Note Samba

2003年の『夜光杯』ASIN:B0000QWZ48「んんん?」となってからはこちらの情報収集努力怠慢のため久しく活動を存じ上げなかったんですが、1曲目の「アゼリカ・アゼリコ」はVelvet Undergroundの最も良質な曲を、さねよしさんがやったような感じの曲(・・・無責任な例えや)。歌い出しの伸びやかな声を聴いた瞬間にもうこころが和むのわかる。時々、ぎょっとするようなフレーズの歌詞も、郷愁というには生々しいほど切な過ぎる子供心も、この人が歌うと「さねよしいさ子」という方法の中で見事に物語の1ピースになる。昔ほんとうによく聴いた名作「うてな」収録の「いとことふたりで」もあり、アントニオ・カルロス・ジョビンの「One Note Samba」もラストに。6曲というコンパクトさで胃もたれなく完聴可。

手のひら 開いたら外側
           byさねよしいさ子from「アゼリカ・アゼリコ」

ライブ・レコーディングVol.2「カナリア!」はさらにコアなさねよしワールドです。