みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

パンク・アティチュード

ドン・レッツ制作ということで観てみた。「フロム・ヴェルヴェッツ・トゥ・ヴォイドイズ」というNYパンクの流れを事細かにつづった本を読んだり、以前BBC制作のビデオで見た映像が多かったので全体的な新鮮さはないが、初めて観たのが、レコードを一枚も作らなかった伝説のスクリーマーズの映像。エキセントリックでかっこいい。ヴェルヴェッツからストゥージズ、NYパンク、ロンドン、ポストパンク、ハードコアときてニルヴァーナで締めるあたり平均的な出来なんだろうと思う。観終わった後、どうも何か足りないと思ったら、そうだ、ペル・ユビュが入ってなかったのだ。むしろ大雑把な流れから零れ落ちてしまうバンドにこそ自力のアートがあったんじゃないかと。ピーター・ラフナー・・・