Ornette Coleman『Science Fiction』
1971年コロンビアレコードでのオーネットのセッションを丸ごとコンパイルしている。つまり「サイエンス・フィクション」(Disc1)と「ブロークン・シャドウズ」(Disc2)。「サイ・・・」は個人的にはオーネット、ドン・チェリー、チャーリー・ヘイデン、ビリー・ヒギンズのオリジナル・オーネット・コールマン・カルテット編成の曲が一番引き締まって聴こえる。ヘイデンのベースも走りまくって目立っていると、必ずオーネットのサックスも気持ちよく吼えまくってるように思えるんですよね〜。特に3.ストリート・ウーマンが出色だと思う。ヘイデンのベースがブリブリいわせながらもメロディを感じさせる部分があり、鳥肌が立つっす。音楽が目の前で作られていく過程をみるような・・・・でもこれって完璧に作曲されてるんですよね。ハーモロディック。。
6.オールマイライフは、昔からよく演っていた「Beauty is a rare thing」(ブルーノートのトリオライブでは「Morning Song」)の再演にVocalを乗せた感じ。このメロディーに関しては、ブルーノートのトリオライブのモーニングソングが個人的には一番好きなバージョン。
9.スクールワークはなんと、Dancing in your Headとおんなじフレーズではないか!おもしろい。
「ブロー・・・DISC2」の方は、ほぼ全員参加で弾丸セッション。爆発しています。