レイシーとドン・チェリーのNEWJAZZ『エヴィデンス』
個人的に最も思い出深いドン・チェリーとの競演盤。エリントンとモンクのナンバーを演奏している。双子の高音が聴きなれたメロディーをなぞり合い互いのインタープレイを誘いあう様は、壊れたおもちゃのように愛らしく、絶妙。オーネット・コールマン+ドン・チェリーの「双子」に比べても引けをとらないくらい相性が良いのでは、と思うのは僕だけだろうか。「ミステリーソング」が良い。上述の「School Days」にも言えますが、本盤に「フリージャズ」を求めると欲求不満になるかも。