クルト・シュヴィッタース
広島は西条市の『酒祭り』に今年も行ってきた(二回目)。もちろん昨年購入したマイ枡を持参。今年はどうせなら一泊することにして、帰りには倉敷に寄って帰ることに。旅の道連れは芥川賞候補になった円城塔の『これはペンです』。 (感想はエントリーの最後…
連休中に会期が終了してしまう、および4Fの展示が凄いとIさんの奥さんにきいたので、いそいそと京都へ行って、『マイ・フェイバリット——とある美術の検索目録/所蔵作品から』をみてきました。京都国立近代美術館のお蔵だし、ということなのだと思うのだ…
連休中に、おうちにお邪魔させていただき、鍋までごちそうになってしまったIさんの奥さんにもらった入場券で、今日は国立国際美術館に行ってきました。僕が「音声詩」に興味があることをなんとなく知っていただけていたようでした。有難うございました。当…
昨年開催された <「日本におけるダダ展」〜マヴォMAVO/メルツMERZ/村山知義/クルト・シュヴィッタース > に合わせて刊行された、おそらく画集以外で「シュヴィッタース」とタイトルについた和書というのも、殆ど無いのではないかと思われる。 執筆陣を…
ブックレットを見ていると、舞台美術、背景に映写されるイメージ共に相当良さそうなのでこれは少なくともDVDで見なければ作品をちゃんと体験したことにはならない。そういう意味での4点です。音楽自体は当然のナイマン節で、期待は裏切らない。これはマ…
やはりWERGOより、ダメ押しのように2004年にリリースされたシュヴィッタースの作品集がこれだ。 パフォーマンスは、60年代生まれの3人のヴォーカル・アンサンブル「Die Schwindlinge」。ライナーによると、ヴォイス・トレーニングや演劇、実験音楽のプロジェ…
シュヴィッタースの「原音ソナタ」は、意味を持つ以前の無意味語の連発のみで音楽的な構成をしてしまうという意味で、音声詩の中でも、音響と形式という矛盾する領域を股にかけようとした独特な位置にあるものだと思われる。このWERGO盤は、その「原音ソナタ…
今年はポンピドゥーでもMOMAでも大規模なダダの回顧展があって、「水声通信 (No.7(2006年5月号)) 特集 ダダ 1916-1924」の塚原史(ちくま文庫の「ダダ・シュルリアリズムの時代」を書かれた方)の記事によれば、ハッピー・ダダ・イヤーらしい。この記事は、…