みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Antony and the Johnsons『The Crying Light』を聴く

前作『I am a Bird Now』を視聴機で聴いてもあんまりピンとこなかったことしか覚えていないのですが、昨年末にこの映像を見つけてしまい、それからはニュー・アルバムから聴き始めるのだ、となんとなく決めていた。ルー・リードとのデュオ。 リードのヴェル…

はしるな、あるけ:柳家花緑『落語家はなぜ噺を忘れないのか』、インクリディブル・ストリング・バンド『Earthspan』

「はしるな、あるけ」って、 スローライフってことなのだろうか。 「急がば回れ」ってことでもないような気がする。 同名のインスト曲が醸す時代の記憶には、 僕はまったく縁のない世代です。 ** 年末に買っておいた新書の一冊に、柳家花緑さんの『落語家…

もの

ただたんに、 画像をポコッとアップしたいだけ それだけの 今夜のエントリー だったのですが、 それもちょっとと思うにつき、 小学生の時に生まれて初めて書いた 「詩の・ようなもの」を下に書いてみます。 題名は『もの』。 もの ものは いらないときにあっ…

国立国際で「アヴァンギャルド・チャイナ」と新国誠一の具体詩(コンクリート・ポエトリー)

連休中に、おうちにお邪魔させていただき、鍋までごちそうになってしまったIさんの奥さんにもらった入場券で、今日は国立国際美術館に行ってきました。僕が「音声詩」に興味があることをなんとなく知っていただけていたようでした。有難うございました。当…

23年目に木をたたく:The Young Gods:『Knock on Wood - The Acoustic Session』

仕事のあと、昨年の夏の『ホープ県』からお会いしていなかったIさんと、梅田で待ち合わせて、『ムジカ・ジャポニカ』で夕食兼ねた呑み。ムジカにライブ以外でいくのは初めてだった。 年始のたたみこむような研修ラッシュで、資料読み込み×スピーチ疲れ(+で…

牛ジャケ:Babe The Blue Ox

そうか、こういう企画も年始はあり、ですよね。 牛ジャケ、というとやはり桃色フロイドが真っ先に浮かびますが、自分にとって馴染みがあるのはこちらです。Color Me Babeアーティスト: Babe the Blue Ox出版社/メーカー: Homestead発売日: 1994/08/05メディ…

あけましておみでとうございます:フィネガンの目覚めの中の木の子供&ケージの『49のワルツ(5つの独立区のための)』

今年も拙ブログを、どうぞよろしくお願いいたします。「めでたい」とは「目出度い」と書くようでうすが、ここは「みみのまばたき」らしく、「耳出度い」と書いてみます。・・・ひかないでくださいね、新年早々。そういえば、昨年まとめ聴きしたAtomicの2006…