2006-04-24から1日間の記事一覧
やはりWERGOより、ダメ押しのように2004年にリリースされたシュヴィッタースの作品集がこれだ。 パフォーマンスは、60年代生まれの3人のヴォーカル・アンサンブル「Die Schwindlinge」。ライナーによると、ヴォイス・トレーニングや演劇、実験音楽のプロジェ…
シュヴィッタースの「原音ソナタ」は、意味を持つ以前の無意味語の連発のみで音楽的な構成をしてしまうという意味で、音声詩の中でも、音響と形式という矛盾する領域を股にかけようとした独特な位置にあるものだと思われる。このWERGO盤は、その「原音ソナタ…
今年はポンピドゥーでもMOMAでも大規模なダダの回顧展があって、「水声通信 (No.7(2006年5月号)) 特集 ダダ 1916-1924」の塚原史(ちくま文庫の「ダダ・シュルリアリズムの時代」を書かれた方)の記事によれば、ハッピー・ダダ・イヤーらしい。この記事は、…