みみのまばたき

2006-2013 箕面の音楽・文学好きの記録です。

2006-03-12から1日間の記事一覧

アラン・ソーカル/ジャン・ブリクモン『「知」の欺瞞』

邦訳は2000年に出ていて、この本を知った直接のきっかけは、昨年秋にお気軽に読んでみた東浩紀の「郵便的不安たち# (朝日文庫)」収録の「ポストモダン再考−棲み分ける批評Ⅱ」(2000)に紹介されていたからです。 いわゆる「ポストモダン思想」における科学知識…

宇野耕一『ドゥルーズ 流動の哲学』

ガタリだけでなく(そもそもこの入り方がおかしいようだが)、ドゥルーズの「予備知識」もつけておかねばと、解説本を探していた。これが一番おもしろそうだったので購入。著者は実際ドゥルーズの教えを受けた方だけに、ドゥルーズの思想や人となりを伝える…